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電力を10〜15%節約する

冷蔵庫の扉に付けられた液晶画面から、風呂を何時に沸かすか(当然、自動的に給排水されます)、TVの録画はどの番組を何時から取っておくか、冷暖房は何時から行うか、何時になると切るか、などのすべてをコントロールできます。2階の各部屋の照明、TV、冷暖房のコントロールも可能です。しかも、このサーバーのコントロールは外部の携帯電話からも可能です。つまりは、まだ誰も帰宅していない家であっても、玄関や居間の明かりをつけたり、風呂を沸かしておくなども自由自在なのです。このような技術は、省子エネに応用することも可能です。例えば、人の不在を感知するセンサーを付けておき、エアコンや照明、TV電源などを自動コントロールすれば、電力を10〜15%節約することが可能と言われます。

インターネットの世界について

インターネットの世界は、はじめコンピュータ・サイエンティストの要求にしたがってできてきた。そこにはどんな意味があるのかということを考えてみましょう。当時のコンピュータはいわゆる「バッチ式」のコンピュータで、おもに複雑な数値計算に使われていました。具体的には、ある問題や式やデータをカードなどに書いておいて、それをざーっとコンピュータに入れる。するとコンピュータが計算をして、その答えをプリンタに出す。こういう使われ方だったのです。こういったコンピュータ自体は、なかなかネットワークとは結びつきにくい。せいぜい、遠隔地からも問題や式を投げ込むことができればよい、という程度でした。データ通信の両側にいるコンピュータはきわめて非対称で、これがインターネットでは対称的になってくるわけですが、それはさておき、当時のコンピュータを、計算のために利用していた人びとは、あまりネットワークを必要としてはいなかったのです。ところが、コンピュータ・サイエンティストは、そのようなコンピュータをめぐってちょっと違った性質の作業をしていました。それはバッチ式の仕事を投げ込んで答えを待つという仕事ではなくて、コンピュータを働かすこと自体の研究をしていた。つまりコンピュータのプログラムをつくるということです。そしてプログラムをいろいろ加工したり、修正をしたりしていく作業をする際に、コンピュータ・サイエンティストたちは連携を求めたのです。そのために、その連携が自由にできるネットワークを求めたのです。

ネット銀行の課題

ネット銀行で一つの課題になっているのが、システム障害への対策だ。銀行は経済活動の要となる存在だけあって、一時の障害でも多大な影響をもたらしてしまう。03年4月には、ジャパンネット銀行のサービスにアクセスが集中し、取引ができないというシステム障害が起こった。続けて5月にはデータベースサーバーの障害で、全てのサービスが停止している。この事故を受けて、6月に金融庁から業務改善命令が出されたが、その後もシステムに負荷がかかってATMから引き出しができなくなるなどの障害が起こっている。ソニー銀行も01年9月にサービスにログインできなくなる障害が起こっている。ちなみに、こうしたIT化によるシステム障害はネット銀行だけのものではない。